今日は、著者アレックスシアラーさんの海外小説
「魔法があるなら」を紹介していこうと思います。
✿デパートで暮らす不思議な世界観を体感できるような作品です。
原題:「The Greatest Store in The World」➡(直訳:世界で最大のお店)
(通常版)
日本での発売日;2003年
出版社;PHP研究所
レーベル;PHP文庫
著者;アレックス・シアラー
翻訳;野津智子
(愛蔵版)
2014年に新たに発売
出版社・レーベル・翻訳など、すべて同じです。
愛蔵版とは➡コレクションなど長期保存を目的として、品質の良い装丁が施された書籍のことだそうです。
通常版は、表紙が赤で施されており…瓶のふたの上に女の子が座っているイラストです。
愛蔵版は、表紙が夜をイメージする紺色のような色味で…三日月の上に女の子が座っているイラストです。
通常版と愛蔵版では、少しイラストや色合いも違ってくる感じでした。
STORY;楽天的な母親とその2人の娘たちが、デパートに住みながら想像できない出来事と事件に遭遇し繰り広げられる…不思議な世界観で描かれるファンタジーなお話です。
この作品は、1999年のクリスマスイブ12月24日にイギリスBBCでテレビ映画化されたそうです。
この作品の撮影場所は、イギリスのロンドンで有名な百貨店「ハロッズ」で撮影されたようです。
以前アレックス・シアラーさんの本を紹介しました。
その本については、こちらの記事に詳しく書いてあります。
興味を持たれる方は、良かったら一緒に見てみてください。↓↓
ここからは、この作品についての感想などを書いていこうと思います。
長い文章になりますので、遠慮したい方は飛ばして頂いても大丈夫です。
以前紹介した「青空のむこうに」の作品を読んで、アレックス・シアラーさんの書く世界観に完全にはまりました。
この著者アレック・スシアラーさんの書く他の作品と世界観を知りたいと思い、今回紹介した作品「魔法があるなら」を読むことにしました。
日本語のタイトルだけを見た感じでは、魔法の話かな?と思いましたが…全く魔法については描かれていなかったように記憶しています。
魔法の世界観ではないですが、幼い頃に憧れるようなデパートのような百貨店の中で生活する世界観が…この作品では描かれています。
アレック・スシアラーさんの書く世界観は、とても不思議に描かれています。
すごくストーリーが練りこまれており、一度読み始めると最後のページまで一気に読んでしまうように思えます。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。