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パステルアート/ハンドメイドアクセサリー/韓国語や英語/ドラマ映画/音楽/自身の体験した話など様々なジャンルを書いていく予定です。

13ヶ月と13週間と13日と満月の夜

 

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今日は、著者アレック・スシアラーさん

「13ヶ月と13週間と13日と満月の夜」という小説を紹介していこうと思います。

おそろしい・人を見た目で判断しないという教えのようなものも描かれている…少しゾクゾク感・ハラハラ感やスリリングもあるVR感覚?のような不思議な作品です。

読者の支持率が95パーセントといわれている小説のようです。

原題;「Stolen」(直訳;盗まれた)

発売日;2003年

出版社;求龍堂

著者;アレックス・シアラー

翻訳;金原瑞人

この小説の表紙が、透明になっており…満月と少女の影がイラストされている不思議で面白く綺麗な装丁になっています。

STORY;赤毛にそばかすで少しぽっちゃりなルックスをしている、おしゃべりが大好きで勇敢な12歳の少女の主人公。転校生の美少女の正体にその主人公の少女は、気づくことができず…心を許してしまいます。「人は見た目では判断してはいけない」という教訓をしっかり教えてくれる、おそろしい魔女とその魔女に立ち向かう少女たちの勇敢な姿を描いた作品です。

(以前に紹介したアレックス・シアラーさんの小説の記事はこちらです。)↓↓

 

 

paintopastell.hatenablog.com

 

ここからはこの作品についての感想などを書いていこうと思います。

少しネタバレ的な要素が含まれるかもしれませんので…あまり情報を取り入れたくない方は飛ばして頂いても大丈夫です。

長い文章になりますので、遠慮したい方は飛ばして頂いても大丈夫です。

この作品は、表紙のイラストも含めて気に入って…購入した小説だったと記憶しています。

自身が紹介したアレック・スシアラーさんの小説の中で、この「13ヶ月と13週間と13日と満月の夜」の作品がいちばんホラー感?が強めなストーリーで…衝撃的だったのを覚えています。

この作品は、若さを永遠・永久的なものにしたい…というおそろしい魔女の欲望が強く描かれているように思えます。

誰もが永遠に若いままでいたい…という願望をこの魔女に反映したキャラクターで、この作品は描かれているのかもしれません。

主人公を通して、人は見た目で判断するのではなく…人の心を自分の心の眼で確かめることが大切という教訓のようなものを教えてくれているような作品だと感じました。

この作品や以前紹介した「スノードーム」という小説の2作品は、少し残酷なストーリー性ですが…メッセージ性は他の作品よりも鮮烈に強烈に伝わってくるように思えました。

自身が読んだ作品の中では、この作品の次に「スノードーム」が深く鮮烈に印象に残っているように思えます。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。