今日は、イタリア映画「ライフ・イズ・ビューティフル」を紹介していこうと思います。
1997年にイタリアで公開され、たくさんの賞を受賞し評価さている名作です。
第51回カンヌ国際映画祭(1998年)で審査員グランプリを受賞しました。
第71回アカデミー賞(1999年)に7部門ノミネートされ、3部門を受賞「主演男優賞」「作曲賞」「外国語映画賞」。
トロント国際映画祭では、観客賞・セザール賞・外国映画賞も受賞も受賞した世界的に大ヒットした名作です。
✿絶望的な環境下でも、愛にあふれ明るく生きる姿に心温まる作品です。
原題:La vita e bella(直訳;人生は素晴らしい)
英題;Life is Beautiful(直訳;人生は美しい)
上映時間:117分
監督;ロベルト・ベニーニ
脚本;ロベルト・ベニーニ ビンセンツォ・セラミ
CAST;ロベルト・ベニーニ 二コレッタ・ブラスキ ジョルジオ・カンタリー二 ジョスティーノ・デュラーノ セルジオ・ブストリック マリサ・パレデス ホルスト・ブッフホルツ ピエトロ・デ・シルバさんなど。
STORY;ユダヤ系イタリア人の主人公は、愛する妻・息子にも恵まれ幸せに日々暮らしていました。第二次世界大戦の影響を受け、3人の家族は強制収容所に送られ離れ離れになってしまいます。
絶望的な環境下でも、愛する妻のため・息子のために明るく・チャールズ・チャップリンのように時に楽しく振る舞う主人公のキャラクターから目が離せない…切なくも明るく描かれている作品です。
この作品は、第二次世界大戦やナチス・ドイツがユダヤ人・ロマ族(ジプシー)ハンディキャップを持っている人・政治犯などを収容した強制収容所を背景に描かれています。
社会的背景は重く描かれていますが…
主人公を含む明るく愛にあふれた深いキャラクターたちが、その重さを感じさないようなストーリー性で描かれているように思えます。
ここからは、この作品についての感想などを書いていこうと思います。
長い文章になりますので、遠慮したい方は飛ばして頂いても大丈夫です。
この作品は、家族が見ていたので自然と映画鑑賞した作品のひとつでした。
自身には、とても衝撃的で悲しみが大きかったのを覚えています。強制収容所が実際にあったという事実に、すごくショックを受けました。
この作品は、社会的背景が絶望的に重く描かれています。
その影響を感じさせない主人公のような明るく前向きなキャラクターが、絶望的な人々の心を照らしてくれる光のようで…優しく温かい人柄が未だに心に残っています。
どんなに時を経ても、絶望や切なさを上回る明るく前向きな作品だと思います。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。