今日は、洋画「サイモン・バーチ」を紹介していこうと思います。
1998年にアメリカで・1999年に日本で公開された、著者;ジョン・アーヴィンの「オーエンのために祈りを」が原作をもとに映画化されたヒューマンドラマな作品です。
原題;「Simon Birch」(直訳;サイモン・バーチ)
上映時間;113分
監督/脚本;マーク・スティーブン・ジョンソン(代表作「ゴーストライダー」)
製作;ローレンス・マーク/ロジャー・バーンバウム(代表作「ラッシュアワー」)
製作総指揮;ジョン・バルデッチ
CAST;イアン・マイケル・スミス/ジョゼフ・マッゼロ/アシュレイ・ジャッド/オリバー・プラット/デイヴィット・ストラザーン/ジム・キャリーさんなど。
STORY;アメリカ合衆国のメイン州の田舎町に住む主人公(サイモン)。サイモンは、生まれつき身体が小さく難病を抱えて生まれてきたがために…1年も生きることはできないと主治医に言われていました。しかし、サイモンは奇跡のように余命をはるかに超えて、12歳になりましたが…身長は96センチの小さい身体のまま成長しました。
主人公サイモンと私生児(未婚の両親から生まれた子供/父親が認知していない子供)ジョーとの固く・強い友情を描いた儚くも切ない作品です。
この作品は、生まれつき小さい身体で誕生し、成長しても大きくならない難病➡ライソゾーム病の一種といわれている…
その中でも、ムコ多糖症IV型に分類され「モルキオ症候群」
➡(「小人症」と一般的には言われています。)や神についてが描かれている作品です。
ムコ多糖症IV型「モルキオ症候群」とは
日本での発症率は50万人に1人といわれているようです。
- 骨・関節障害➡低身長・小人症といわれるところに当てはまるのだと思います。
- 気道障害
- 歯科的異常
- 眼科的異常
- 聴力障害
- 循環器障害など。
主人公サイモンは実際に「モルキオ症候群」の難病を抱えている、イアン・マイケル・スミスさんが演じていますので…現実的なストーリー性を感じさせる作品に仕上がっているように思えます。
この作品のキャッチコピー
「人は必ず何かの役に立つように生まれついている」というメッセージ性がこの映画を見終わると、理解できるような気がする作品だと思います。
この作品は、両親や周りの人たちが冷たい視線・態度で接しても…それを吹き飛ばすほどの前向きで明るく使命感を持ったキャラクターの主人公に元気をもらえるような作品になっていると思います。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。