今日は、海外映画「英国王のスピーチ」を紹介していこうと思っています。
2010年にアメリカ、2011年にイギリス・日本で公開され…数々の賞を受賞した英国王ジョージ6世の半生を描いた歴史ドラマな作品です。
原題;「The King's Speech」➡(直訳:王様のスピーチ)
上映時間;118分
監督;トム・フーパー
(代表作「レ・ミゼラブル」「リリーのすべて」「Cats」など。)
脚本;デヴィッド・サイドラー
CAST;コリン・ファース/ジェフリー・ラッシュ/ヘレナ・ボナム・カーター/ガイ・ピアース/デレク・ジャコビ/マイケル・ガンボン/ティモシー・スポール/ジェニファー・イーリー/ロバート・ポータルさんなど。
STORY;幼い頃から人前や家族の前で話すことが苦手で、どもってしまう(吃音の症状を持つ)ジョージ6世。
生まれた時から王室を継ぐ選択肢しかない状況の中で、英国王になるまでの葛藤や吃音を克服する姿・そこで出会う友人との友情を描いた歴史ドラマ的な作品です。
この作品では、数々の賞を受賞されています。
2011年、【第83回アカデミー賞】
主演男優賞➡「コリン・ファース」
監督賞➡「トム・フーパー」
脚本賞➡「デビッド・サイドラー」
作品賞➡「英国王のスピーチ」
2011年、【第68回ゴールデングローブ賞】
最優秀主演男優賞(ドラマ)➡「コリン・ファース」
2012年、【第35回日本アカデミー賞】
「外国作品賞」➡「英国王のスピーチ」
この作品は、吃音についてや吃音を治療する言語療法士も登場しています。
この作品を通して、より吃音や言語療法士について知ることができる映画になっているように思えます。
ここからは、この作品についての感想などを書いていこうと思います。
(少しネタバレ的な要素を含むかもしれませんので、あまり情報を取り入れたくない方は…飛ばして頂いても大丈夫です。)
この作品を通して、人前で話す際にどもってしまう症状を…吃音というワードで表現することを知りました。
自身のクラスにも、吃音の症状を持つ子がいたように記憶しています。
話したいのに、上手く言葉を発することのできない苦しさが…その子から伝わってきたことを覚えています。
吃音の症状が発症してしまうのは、きっと緊張やトラウマ・ストレスからくるもののように感じます。
この作品でも、吃音の症状が出てしまった原因が描かれていました。
また、言語療法士の型破りな治療方法もとても興味深い内容でした。
吃音という症状は、身近なものだと感じます。
吃音について、少しでも学び・理解できる作品のように感じました。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。