今日は、海外映画「世界一キライなあなたに」を紹介していこうと思っています。
2006年に海外や日本で公開され、イギリスの作家「ジョジョ・モイーズ」さんのベストセラーの恋愛小説『ミー・ビフォア・ユー きみと選んだ明日』が原作になっているロマンティック・コメディというジャンルに振り分けられていますが…幸せを想い・願うがゆえの選択肢を描きながら切なさが残る作品です。
原題;「Me Before You」➡（直訳;あなたの前の私）
上映時間;110分
監督；テア・シャーロック
CAST；エミリア・クラーク/サム・クラフリン/ジャネット・マクティア/チャールズ・ダンス/ブレンダン・コイル/スティーヴン・ピーコック/マシュー・ルイス/ジェナ・コールマン/サマンサ・スパイロ/ヴァネッサ・カーヴィー/アイリーン・ダンウッディ/ガブリエル・ダウニー/アラン・ブレック/ヘンリー・チャールズさんなど。
STORY;イギリスの田舎町で、カフェのウエイトレスとして働いていた…おしゃれが大好きな26歳のヒロイン。
ある日、働いていたカフェが閉店してしまい…6ヶ月という期限つきで介護職の仕事を得たヒロイン。
その仕事内容は、2年前に交通事故で重度の脊髄損傷を負い四肢麻痺となり…車いす生活を余儀なくされた元青年実業家で大富豪の主人公のお世話と話し相手をするというものでした。
冷淡で喪失感が漂う・頑なに心を閉ざした主人公に初めは、接し方に悩んでいたヒロインでしたが…
次第に明るく前向きなヒロインが、心を動かす存在となった主人公の恋愛模様と…人生の選択を足早に期限付きで決めてしまう主人公の儚くも切ないロマンティック・コメディ作品です。
この作品の原作のベストセラーの恋愛小説『ミー・ビフォア・ユー きみと選んだ明日』を、少し紹介していきます。
タイトル『ミー・ビフォア・ユー きみと選んだ明日』
出版日;2015年
出版社;集英社
翻訳;最所篤子
ここからは、この作品についての感想などを書いていこうと思っています。
（少しネタバレ的な要素を含むかもしれませんので、あまり情報を取り入れたくない方は…飛ばして頂いても大丈夫です。）
この作品は、ジャンル的には恋愛映画ですが…結末が衝撃的なので賛否両論いわれている映画です。
自身の家族もこの作品を見て、あまり良い印象を持てなかった映画だったようです。
それを踏まえた上で、そしてこの作品を見る前に…少し情報を取り入れてから見ることをおすすめします。
自身は全く情報を知らずに見たので、だいぶ衝撃的な結末で驚きましたが…同時にそんな選択肢もあるのだと知らなかった知識を知る機会になった作品でした。
誰かを想う優しさが、この選択肢に反映されているのではないかと感じる作品でした。
時間の経過をゆっくり待つのではなく、時を永遠に輝いたままにする選択肢もあるのだと考えさせられる作品です。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
