今日は、海外映画「ルーム」を紹介していこうと思っています。
2015年にアメリカで公開され、数々の賞を受賞しています。
オーストリアで実際にあった「フリッツル事件」を基に、書かれた小説「ルーム」が原作となっている作品です。
原題;「Room」➡(直訳:部屋)
監督;レニー・エイブラハムソン
原作・脚本;エマ・ドナヒュー
CAST;ブリー・ラーソン/ジェイコブ・トレンブレイ/ジョアン・アレン/ショーン・ブリジャース/ウィリアム・H・メイシー/トム・マッカムス/アマンダ・ブルジェル/ジョー・ピングー/キャス・アンヴァー/ランダル・エドワーズ/ウェンディ・クルーソン/マット・ゴードンさんなど。
STORY;7年間も狭い密室の部屋で監禁されながら、5歳になる息子を育て…その部屋で一緒に暮らす母親。
5歳の誕生日を迎えた息子に、自分(母親)の名前と「この部屋の外には本当の世界がある」と教えます。
息子のために、本当の世界を見せてあげたいと思い始め…密室の部屋からの脱出を試みます。
本当の世界を初めてみた息子と、その世界で本当の幸せを模索する母親の葛藤と苦悩を描いた作品です。
この作品は、数々の賞を受賞しています。
〇2015年度
【第40回トロント国際映画祭】
観客賞➡「ルーム」
【バンクーバー国際映画祭】
最優秀カナダ映画賞➡「ルーム」
【ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞 2015】
主演女優賞➡「ブリー・ラーソンさん」
ブレイクスルー賞➡「ジェイコブ・トレンブレイさん」
【第73回ゴールデングローブ賞】
主演女優賞(映画演技賞ドラマ部門)➡「ブリー・ラーソンさん」
【第22回全米映画俳優組合賞】
主演女優賞➡「ブリー・ラーソンさん」
【第69回英国アカデミー賞】
主演女優賞➡「ブリー・ラーソンさん」
【第88回アカデミー賞】
主演女優賞➡「ブリー・ラーソンさん
【カナダ・スクリーン・アワード】
主演女優賞➡「ブリー・ラーソンさん
主演男優賞➡「ジェイコブ・トレンブレイさん」
監督賞➡「レニー・エイブラハムソンさん」
編集賞➡「ネイサン・ヌーゲントさん」
脚色賞➡「エマ・ドナヒューさん」
この作品の原作となった小説を、少し紹介しておきます。
同じ出版社から同じ小説が違った形で出版されています。
1つ目のタイトル➡「部屋」
出版日;2011年
出版社;講談社
著者;エマ・ドナヒュー
翻訳;土屋京子
2つ目のタイトル➡「部屋 上 インサイド」「部屋 下 インサイド」の全2巻に分けられています。
出版日2014年
出版社;講談社
ここからは、この作品についての感想などを書いていこうと思います。
この作品は、実際にあった事件をモチーフにして製作していることを知りませんでした。
この作品は、少し重々しいですが…
息子役を演じたジェイコブ・トレンブレイさんのキラキラした透明感のある演技が…少し軽くしてくれているような気がします。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。