今日は洋画「タイム・ゴーズ・バイ」を紹介していきます。
原題; THE TIME BEING
(直訳すると、当分はという意味合いみたいです。)
この作品は、2012年に製作され…海外の国際映画祭で上映された映画だそうです。
story:芽の出ない主人公の画家が、ミステリアスな老富豪の依頼(指定した景色だけを、指定した時間通りに写真に撮影すること)を引き受けることで…自身が本当に表現したいものを模索しながら道を切り開いていくお話です。
CAST;ジェレミー・アレン・ホワイト サラ・ポールソン コリー・ストールさんなど。
この映画は、とても静かに物語が進んでいきます。セリフもあまり多くなく、景色や絵など映像美に力を入れているように思えました。
映像のアングルがとても考えられている作品だと、感じました。
少し不思議で、曖昧に製作されている映画だと思います。
普通の映画とは少し違っていて、セリフより映像美や絵画に焦点をあえて当てている…作品なのではないかと思います。
この作品の詳しい情報については、探しても出てこないので…
ここからは自身の感想を詳しく書いていこうかと思います。
長い文章になりますので、遠慮したい方は飛ばして頂いても大丈夫です。
この作品を見て、芸術家の苦悩を知ることができた気がしました。
描きたい作品を描いても、世間という世界の中では必要とされない視線の厳しさや冷たさ。
芸術家であるために、自分の気持ちを優先して…家族の気持ちが見えなくなってしまう危なさと儚さ。
自分の選択した道が、最期まで自分を家族を悲しませてしまう哀しさ。
この作品を通して、家族の幸せとは何か…
家族全員が幸せになれる最善の方法は何があるのか…をすごく考えさせられました。
家族の形はそれぞれで、決まった形は本当には存在しないと…自身は思っています。
ただ世間でいう、枠にはまっている決まった形が存在しているように見えるだけだと思います。
自身の家族のカタチは、他人から見た景色は理想に見えていたそうです。
でも実際のカタチは、とても奇妙でいびつで壊れかけていて脆い(もろい)カタチをしていたと思います。
(自身については、時期が来たらこのブログに書いていけたらと思っています。)
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
たとえ、ひとりになっても…心のままに歩む人生を選択をするべきなのか。
そんなメッセージ性のある作品だと思います。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。