今日は、パステルアートを紹介していきます。
今回は、黒猫シリーズの作品を描きました。(写真で撮影すると、作品の色合いが見づらいので加工して色を少し濃くしています。)
以前も紹介した記事を書きましたが、自身のパステルアートでは黒猫をシリーズ化して作品を描いています。(以前紹介したパステルアートです。↓↓)
今回の作品は、背景を黒にしてシルエットの枠組み?ふち?だけをカラフルに表現してみました。
夜のような真っ暗な世界の中で、月や黒猫だけはカラフルな色合いになっている姿を表現したくて描いてみた作品です。
ここからは、この作品についての過程や解説について詳しく書いていこうと思います。
長い文章になりますので、遠慮したい方は飛ばして頂いても大丈夫です。
この作品は、カラフルな枠組み?ふち?を出すために…最初パステルアートのクレパスのようのものを使用して直接用紙に描きこんでいきます。
次に全体に黒色を使用して、塗りつぶしていきます。
猫や窓・三日月のシルエットの枠組み?ふち?を表現するために、消しゴムを使用して少しずつ消していき…カラフルな色味を出しながら描いていきます。
この作品の特徴は、カラフルなシルエットとは対照的な暗闇のような夜の世界観がはっきり分かるように表現しているところかなあ…と思っています。
この絵には、真っ暗闇な夜のような世界でしか存在できなかったとしても…
三日月や黒猫・窓枠だけは、カラフルに色鮮やかな世界を自身の中に持っていて…
その色がにじみ出て、真っ暗闇な夜のような世界に溶け込めないくらいの輝きが…自然と出るといいなあ…という願いをこめて描いています。
自身が今まで経験してきたことを反映して、パステルアートの作品を表現したいと考えながら描いています。
自身が今まで経験した世界を少しお話していこうと思います。
初めはカラフルに見えていた景色が、突然真っ暗な暗闇のような夜に近い世界に気づいたら変わっていました。
一瞬で、世界の色が真っ黒に染まって変化してまう経験をしました。
誰にも止めることも…変えることもできない…目の前の世界の色があるのだと、その時ひしひしとすごく痛感しました。
物差しのような一般的な枠が存在するとしたら、自身にとってはとても窮屈で冷たく…見えてしまうことがあります。
最後まで読んで、頂きありがとうございました。